2004年2月5日〜2月18日の14日間マレーシアでのロングステイを試すため、ペナン島のコンドミニアムに滞在した。
途中2泊3日でキャメロンハイランドにも宿泊。帰国時にクアラルンプールに立寄って観光をした。
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マレーシアとペナン島 |
マレーシアは、およそマレー人50%、華人25%、インド人10%が住む他民族国家。
一年中最高気温が30度以上の熱帯雨林気候。首都はマレー半島にあるクアラ
ルンプール。
そこから飛行機を乗り継ぎ北へ約1時間でペナン島に着く。南北24km、東西15kmの大きな島。
本土とはペナン大橋で連絡している。車の交通が多く、ペナン国際空港から中心のジョージタウンまで約1時間かかった。、
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ペナン島 |
コンドミニアムと生活 |
ペナン島中心街から車で10分位の住宅地に宿泊。
マンションは広いリビングと3ベッドルームの4LDK。客が来ても十分泊まれる広さ。
朝食以外は全て外食で済ます。歩いて20分位の所にスーパーがあり、殆ど何でも揃っている。日本の物は割高。マンゴー、パパイヤなど新鮮な果物が安くておいしいので毎日食べていた。近くに何軒か屋台があり、歩いて通った。 |
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・良い点
・悪い点
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・・・「月20万円の年金で暮らせる」のうたい文句は長期滞在なら、まんざらウソではなさそう。
・・・とにかく暑く、昼間はクーラーのある場所にいるしかない。やることがなく1週間で退屈してくる。網戸がないので、蚊に悩まされる。 |
設備・セキュリティ・
交通 |
冷蔵庫、電子レンジ、調理器具等必要な物は全て備えてあった。TVもNHKの衛星放送が見られる。携帯電話が与えられタクシー、現地日本人スタッフへの連絡等、外部への連絡は全てこれで済ますことができた。
庭にはプールがあり入口には守衛がいて、マンション入口は自動ロック、部屋も2重の鍵があり、安全上は全く心配はなかった。
市内の移動は全てタクシー。電話をするとすぐに迎えに来てくれる。値段も500円前後。遠出の場合はチャーターするが、交渉でかなり安くなる。 |
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ペナン島 |
食事 |
屋台はいたる所にある。現地人も普段、家では食事をせず外食することが多いそうで、人気の屋台はいつ行っても混んでいる。中華、マレーシア、インド料理と、好きな料理を選べて、どれも辛いが実にうまい。値段は日本の1/4〜1/5位。
マレーシアの人は食べることに人生の喜びを見出している様にも見える。 |
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観光
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仏教寺院
観光場所は仏教寺院が多い。どれも極彩色で、日本の寺院を見慣れている者には、何故か有り難味は感じられない。
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(涅槃仏のタイ式寺院)(敷地12万uの極楽寺)
((ペナンヒルにある寺院) (ビルマ寺院) |
パヤ島
ペナン島から船で60分位行った無人島。シュノーケリングをやったが、体に当たるほど熱帯魚が泳いでいた。エサを投げると争って喰いついてくる。
最近人気スポットとして騒がれているせいか観光客が多く、海はやや汚れ始めていた。
日本人スタッフの話では、もう2、3年で自然の美しさも維持できなくなるのではないかと、心配していた。 |
医療設備 |
日本の真冬から30度以上の国に来たせいか、到着した翌日から妻が体調をくずし、すぐそばの病院で診てもらった。
日本の病院と変わらない清潔感のある立派な設備で、日本語を話すスタッフが受付から診療中も含め最後まで親切に対応してくれた。医者は中国人が多く、一人一人の経歴が入口に掲示されている。全員欧米の有名大学でドクターの資格を取っていた。
何よりも助かったのは、日本出発前に入っていた保険証を見せるだけで手続きを全てやってくれて、あとで日本の保険会社から確認の電話があった以外は一銭も払わず済んだことである。 |
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キャメロンハイランド |
松本清張の「熱い絹」で日本人に知られるようになり、今では現地日本人会が出来るほど人気のロングステイ場所。1年中夏の軽井沢の様な気候のせいだろう。ペナンから高速道路を飛ばして4時間かかる。タクシーと交渉し、往復8千円でOKとなる。運転手は丸2日つぶしてこの値段なので信じられない安さだ。
山一面茶畑が広がっていて、紅茶の産地としても有名。蝶やカブト虫の収集家にも知られている。
感想・・・ゴルフかトレッキング位しかやることがなく、1年以上長期滞在している人達は、よく飽きないものだと感心してしまう。
日本人が増え物価が上がり、現地人の素朴さも失われつつあり、汚水による河川の汚れが始まっているという話も納得できる気がした。 |
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クアラルンプール |
わずか半日足らずの観光だったが、めざましい発展をしている様子が感じ取れた。
空港から都心への鉄道も近代化されている。世界一高いビルのツインタワーなど高層建築物がどんどん建てられている。
KLタワーの上は展望台になっていて、街の様子が一目で見渡すことが出来る。 |
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